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監督:ラース・フォン・トリアー
出演:ニコール・キッドマン、ポール・ベタニ-、クロエ・セヴェニー、ジェームズ・カーン 他
原題:「DOGVILLE」

チョークで描かれた極限にして無限の世界――ロッキー山脈の麓に孤立する村ドッグヴィル。ある日この村の近く、ジョージタウンの方向から銃声が響いた。その直後、村人の青年トムは助けを請う美しい女性グレース(N.キッドマン)と出会う。間もなく追っ手のギャングたちが現われるも、すでに彼女を隠し、その場を切り抜けるトム(P.ベタニー)。彼は翌日、村人たちにグレースをかくまうことを提案した。そして、“2週間で彼女が村人全員に気に入られること”を条件に提案が受け入れられる。そうしてグレースは、トムの計画に従って肉体労働を始めることになるのだが…。

この映画はすごい素晴らしい映画なのかもしれないし、すごい狂った映画なのかもしれない。ただ監督は天才であることは間違いない。

この映画は映画館にも見に行ったんだけど、重要なところで15分ほど寝てしまって後悔してたからDVDを通販で買って見た。あの特殊な舞台はでかいスクリーンで見たときは興奮したけどうちの小さいテレビで見てもあまり感動はない。映画館に行ったのはただN.キッドマンが大好きだからだったんだけど今はこの映画が大好きになった。

ここまで人間の汚くて、狭くて、どろどろした部分をうまく表現できるものかと思った。結局は人間は自分がかわいくて自分の利益になることがいちばんと考えてしまう生き物。でも周りから疎まれたくはないから周りと合わせたりもする。でも結局は自分のことしか考えてない。保身。汚い。醜い。唯一信頼できると思っていたトムでさえも。そういう人間の汚い部分がすごいよく分かる映画なんだけど、それをドッグヴィルっていう小さい村で生きる人々に例えて表していてほんとうにおもしろい。

なんといっても衝撃的なのはラスト。これは賛否両論あるところかもしれない。グレースが行った決断は正しくはないだろう。でもそれまでこの映画の中でいちばん他人のことを考えたりしていたのにラストではひどい人間になってしまう。所詮人間はこんなものなんだ、と言いたいのだろうか。月明かりに照らされて狼男のように本性だけが表れてしまったシーンが残ったシーンだった。でもこういうラストは映画として好き。

もっとこの監督はこの映画に裏の意図があると思う。もっと伝えたいことがあるように感じた。まぁDVD持ってるから何度も見てみたいと思う。3時間という長い映画だけども。

 

こくはつ監督:マーク・ロッコ
出演:クリスチャン・スレーター、ケビン・ベーコン、ゲーリー・オールドマン 他
原題:「MURDER IN THE FIRST」

死刑確実と言われていたアルカトラズ刑務所内で起こった殺人事件を担当することになった若き弁護士ジェームス(C.スレーター)は、犯人の囚人ヘンリー・ヤング(K.ベーコン)を調べてゆくうちに彼の有罪に疑問をもつようになっていった。やがて彼はアメリカ合衆国に真っ向から闘いを挑んでゆく…。

いい映画だった。裁判映画はなんとなく好きじゃなくて見なかったんだけど見てみたらおもしろかった。ラストはあんまり納得いかないけど。

K.ベーコンはもともと好きな俳優で、出てる映画を見たことあったけどこの映画の役は独房に3年いれられて少し精神がいかれてしまった役という見たことない役だった。でもすごくうまかった。いつものかっこいい低音ボイスは全く聞かれなかった。

この映画のテーマは分かりやすかった。本当の意味での勝利とは何か、ということを考えさせられた。勝利すること…それは人によってさまざま。裁判に勝つこと、恐怖に打ち勝つこと。でも本当に大切なのは人の気持ちをも理解しあって生まれる何か。それが得られてはじめて本当の勝利と呼べるのだろう。

主人公の弁護士も被告人もこの映画で成長をみせる。それが映画の最後でよくわかる。それが分かりやすくていい。

この映画は実話を元に作られているらしい。ということは本当にあんな前代未聞なことをした弁護士がいた、ということだ。すごいことだと思う。

しかしこの映画全体としてアメリカという国が、アメリカの国民が見失っているものに気付け、と訴えている気がした。それはアメリカに限らず、今の日本にも、自分自身らにも同じように当てはまることなんだろう。損得関係だけの人付き合いになっていないだろうか、相手に何を求め、何を与えているんだろうか。本当の意味での勝利というものを築けているだろうか。K.ベーコンの「友達が欲しかった。」というセリフが胸に響く。
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Trailer
「STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D」(2012)

公開:2012/03/16
監督:ジョージ・ルーカス
出演:リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ジェイク・ロイド 他
原題:「STAR WARS: EPISODE I - THE PHANTOM MENACE 3D」
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Academy Awards
第84回アカデミー賞 2012
作品賞:「アーティスト」
(原題「THE ARTIST」)

監督賞:ミシェル・アザナヴィシウス
(「アーティスト」)

主演男優賞:ジャン・デュジャルダン
(「アーティスト」)

主演女優賞:メリル・ストリープ
(「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」)

助演男優賞:クリストファー・プラマー
(「人生はビギナーズ」)

助演女優賞:オクタヴィア・スペンサー
(「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」)

脚本賞:「ミッドナイト・イン・パリス」
(ウッディ・アレン)

脚色賞:「ファミリー・ツリー」
Ranking
TMDiary Ranking 2012
(2012/02/29現在)
■映画館部門
1位「メランコリア」
2位「ALWAYS 三丁目の夕日'64」
3位「ヒューゴの不思議な発明」

■DVD部門
1位「ブラック・スワン」
2位「スクラップヘブン」
3位「ディア・ドクター」
4位「マイ・バック・ページ」
Library
TMDiary Library

2005/03
「エターナル・サンシャイン」(2004)


監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、マーク・ラファロ、キルスティン・ダンスト、トム・ウィルキンソン、イライジャ・ウッド 他
原題:「ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND」

さよならの代わりに記憶を消した――ケンカ別れしてしまったジョエル(J.キャリー)とクレメンタイン(K.ウィンスレット)。ラクーナ社からの手紙でジョエルはクレメンタインが自分との恋愛の記憶を消してしまったことを知る。彼女が働く本屋に行っても、自分のことを覚えていないうえに別の男といちゃいちゃ(!?)する彼女の姿を見てショックを受けたジョエルは自分も彼女との記憶を消すことを決意し、ラクーナ社を訪れる。脳を分析し彼女との記憶だけを一晩で削除するという過程の中で、ジョエルは彼女との楽しかった日々を思い出してゆく。

→この映画のTMDiaryへ。