監督:ロバート・ベントン出演:アンソニー・ホプキンス、ニコール・キッドマン、エド・ハリス、ゲイリー・シニーズ 他 原題:「THE HUMAN STAIN」 コールマン(A.ホプキンス)は大学の教授だったが、ある講義で「スプーク」という言葉を発したために糾弾される。「スプーク」は「幽霊」の意味だが、「黒人」という意味もあり、人種差別をしたとしてクビになる。その直後妻をも失い、絶望の中、掃除婦のフォーニア(N.キッドマン)と出会い恋に落ちる。フォーニアも自分の不注意で自分の子供を失い、夫レスター(E.ハリス)の暴力に苦しんだ過去を持つ。お互い傷を抱えた二人の恋の物語とそれに関わる人たちのヒューマンドラマ。 GREEを書いているとどうももやもやしたものが残る。残尿感がある。「裏GREE」ってねーかな。まぁそれはいいや。自分の好きな監督と好きな俳優ばかり出ているこの映画。映画館に見に行こうと思っていて見に行けず期待を胸に借りてきた。 ヒューマンドラマとはこういうもんだろう。ある老人の人生最後の恋を描いた映画。 邦題の「白いカラス」とは肌の白い黒人を指す言葉だろう。この映画の主人公コールマンは黒人ではあるが肌の色が白い。そのため、それを隠して生きてきた過去を持つ。黒人としての誇りを捨て母親や兄弟を苦しめた過去を持つ。自分の妻にさえもその事実を明かすことはなかった。 そのコールマンがその事実さえも告白できる女性と出会う。それがフォーニアである。年老いてようやくほんとの自分で恋をすることができる。人生最後の恋を。 そんな苦しい過去を持つ老人の話。自分は人種差別の苦しさを理解することができない。日本人だし。そのためかコールマンがどれだけ苦しい一生であったのかということがなかなか分からず共感できず、という感じだった。 他にこれといった感想も見当たらない。ヒューマンドラマとはそういったものかもしれない。この映画がいい映画なのかもよく分からない。出演者が自分の好きな俳優ばかりだったのでそれでいいや。 フォーニアが昔飼っていたカラスと出会うシーンがある。そのカラスは人に育てられたため自然界では生きていけないらしい。そこにフォーニアは黒人の中でも白人の中でもうまく生きていけないコールマンを重ねた。このシーンがなんだか印象的だった。 このブログ一回書いたのになぜか消えたからもう一回書いた。おかげで適当感が否めないぞ。次回は「ビッグ・フィッシュ」です。
出演:ショーン・アスティン、ジョン・ファブロー、ネッド・ビーティ、チャールズ・S・ダットン 他 原題:「RUDY」 子供の頃からノートルダム大学に入り、フットボールをすることを夢に持って生きてきたルディ(S.アスティン)。しかし彼にはノートルダムに入る学力も運動能力も持ち合わせていなかった。それでも夢をかなえるためにいろんな手段を使い努力に努力を重ねノートルダム大学に入学する。しかしフットボール部に入っても試合に出るどころかベンチに入ることもできなかった。しかしそれでも“熱意”を持って練習に挑む彼にチームメイトの信頼はあつく引退試合に奇跡が起こる。 号泣してしまった。いや、これを見て泣かない人はいるんだろうか。これほどまっすぐな映画もめずらしいぐらいだ。まっすぐなひとりの男のまっすぐな生き方を描いた映画。真実に基づいた映画であることもあって、かなりぐっときた。 いろんな映画を見てきたけど映画の原点に立ち返らされた気がする。これが映画のいいとこなんだ、というのをもちろん分かっていたことだけど分からされた。それほど単純でまっすぐでなんのひねりもない泣ける映画。テーマを考えるなら間違いなく「夢はあきらめずに努力すれば必ずかなう」ということだろう。主人公ルディには夢をかなえるにはいろんな困難がある。アンチテーゼというやつだ。分かりやすいアンチテーゼがいくつも出てくる。それをなんとか乗り切って乗り切って進んでゆく。なにかどこかに忘れてきたような感覚。いちばん忘れてはいけないのに忘れてしまったような感覚。それを思い出した気分。自分の生き方を見直さねばならない。そんな思いになる。 とにかく号泣したわけだ。3回は号泣ポイントがあったと思う。なぜ号泣したか、を考えるとルディの父親(N.ビーティ)とスタジアムの掃除係の黒人(C.S.ダットン)がその鍵を握っている気がする。この二人がこの映画で担っていた役割は大きいし、この二人とルディとの関わりが涙腺をぐらぐらさせる。あとチームメイト。監督室に入ってきてルディが出場することを直訴するシーンは感動的です。 ただ思ったのは夢を実現してしまった人、というのはこの後どうなるんだろう。抜け殻になってしまうのだろうか。また新たな目標を見つけるには時間がかかりそうな気がする。なにかに向かって努力する、これが重要であることはもちろん分かっているけど、それを達成したあとどうするのか、さらに重要な気がする。と、自分にいちばん言い聞かせておこう。だから目標は高く設定するほうがいいんだよ、と前にジャックさんが言っていたがまぁそうかもな。 まぁでも本当にこの映画は自分の生き方を見直すにはいいと、おーもーうーよ。(はねるの扉)ぜひ見てほしい、このブログを見てる人。まっすぐになれます。でもこれ前に「奇跡体験アンビリーバボー」でやってたんだよね。ドキュメントって感じで。そんときは適当に見ててまさかこの映画のこととは知らず借りちゃったんだが。まぁそれはいいんだが音楽もアンビリーバボーでかかってる音楽ばっかな気がして(たぶんそうだろう)どうもアンビリーバボーが浮かんできてしまう。そこだけが残念。 監督:ジェームズ・ワン 出演:ケイリー・エルウィズ、リー・ワネル、ダニー・グローヴァー 他 原題:「SAW」 薄汚れた広いバスルームで目を覚ました2人の男、ゴードン(C.エルウィズ)とアダム(L.ワネル)。彼らはそれぞれ対角線上の壁に足首を鎖で繋がれた状態でそこに閉じ込められていた。2人の間には拳銃で頭を撃ち抜かれた自殺死体が。ほかにはレコーダー、マイクロテープ、一発の銃弾、タバコ2本、着信専用携帯電話、そして2本のノコギリ。状況がまるで呑み込めず錯乱する2人に、「6時までに目の前の男を殺すか、2人とも死ぬかだ」というメッセージが告げられる…。 はい、このあらすじを読んだらおもしろくなさそうですね。僕も最初そう思ってました。だから「シークレット・ウィンドウ」が見たかったし、全く期待はなかった。ただこわいだけだろ、と。こわいのきらいだし。まぁ衝撃的結末(?)のせいでちょっとおもしろかった、と思っている自分がいるんだが。テーマは「生きてることには感謝しなきゃいけない」といったところか。まぁそんなテーマを伝える云々の話なんだけど。 まいがブログで言ってるほどよくはなかったけど、よくわからない後味が残る。それは全てはラストのせいだ。映画全体としてたいしたことはない。別におもしろい演出もないし、むしろ回想シーンとかたるい(たるい?)し、いいキャストがいたわけでもない。…が、ラストのせいでちょっとおもしろかった、と思ってしまう不思議な映画。 この映画なんとなく「CUBE」を彷彿とさせる。知らぬ間にわけのわからない場所に連れてこられるあたり。「CUBE」が謎のまま終わるのにたいし、これは謎がとけるところが違うが。むしろ謎のとけない「CUBE」はすごいと思うが。もっとおもしろい演出をしてほしかったな、と思う。でも「モンスター」もそうだったけど音楽とかが現代っぽくてなかなかよかった。そんぐらい。 あ。D.グローヴァーをひさびさに見れたのはよかった。まぁ普通だった。あとこれ続編が作られるらしい。へー。 監督:ジェームズ・マンゴールド 出演:ウィノナ・ライダー、アンジェリーナ・ジョリー、クレア・デュヴァル、ウーピー・ゴールドバーグ 他 原題:「GIRL, INTERRUPTED」 自殺を図り精神障害と診断されて精神病院にいれられたスザンナ(W.ライダー)。自分は本当に病気なのか自分でもよく分からないまま精神科に入れられる。そこには自分よりも心に病を抱えた女性たちがいた。スザンナは彼女らと触れ合いながら自分を見つめなおしかけがえのない経験をそこですることになる。 正常である、とはなんだろう。異常である、とはなんだろうか。 大きな精神的な病を抱えているわけではないスザンナが主人公なだけに、全く自分とは関係のない世界の話ととらえるわけにもいかないから引き込まれた。自分は今普通の社会で生きている。でもこの普通の社会には適合できないひとたちもたくさんいる。その一種が精神病の人たち。でもそんなに自分らと大きく変わるところはない。精神病院にいる人も悲しみ、喜び、普通の人と同じ感情を持っている。その感情をコントロールできるかどうかの違いだけで、そんなに違いはない。正常の基準とはなんだろうか。考えさせられた。 自分は正常だろうか、異常だろうか。毎日適当に過ごし、なかなか将来について考えない。楽なほうへ楽なほうへと流されてゆく。ときどきこのやる気のなさは病気なんじゃないか、と思うことがある。入院して治療するまでもないがこれを正常と呼べるかどうかは分からない。スザンナのように自分を見つめて立ち上がらなければならないのかもしれない。 この映画はスザンナの成長がいちばん見せたいものなんだと思う。それを見せるためにポイントとなるシーンがいろいろある。はっきり言えばそこを追うだけでスザンナの成長が分かる。分かりやすい映画といえばそうだろう。トビーと話すシーン、デイジーの自殺、ヴァレリー(W.ゴールドバーグ)と話すシーン、最後のリサ(A.ジョリー)とスザンナのシーン。印象に残るシーンが多かった。 でももっと印象に残ったのはA.ジョリーの演技。表情がこわくて忘れられない。この映画でアカデミー賞をとってるらしくすごかった。あと「恋のダウンタウン」が音楽として使われていてよかったです。 しかし…W.ゴールドバーグの頭でかすぎるよ。 PR
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監督:ロバート・ベントン
監督:宮崎駿
監督:ジェームズ・ワン
監督:ジェームズ・マンゴールド