監督:サリー・ポッター出演:クリスティーナ・リッチ、ジョニー・デップ、ケイト・ブランシェット、ジョン・タートゥーロ 他 原題:「THE MAN WHO CRIED」 1920年代、ロシア。ユダヤの少女フィゲレは父と祖母と暮らしていたが、父はゆくゆくは娘を呼び寄せると胸に誓いひとり渡米を決意する。しかし、やがて戦火の荒波の中フィゲレはひとりイギリスへと流れ着き、スージーと名付けられる。言葉が通じず孤立するスージーはある日、ジプシーの一団を目にしたとき、その口から美しい歌声を発した。10年後、成長したスージー(C.リッチ)は父を探す旅にでるため、旅費を稼ぐためパリでコーラス・ガールとして働くことになる。そのパリで白馬に乗るジプシーのチェーザー(J.デップ)に出会い恋におちるがユダヤ人虐殺の時代、素性が知れたスージーはパリをあとにしなければならなくなった。子供の頃聞いた子守唄を頼りに父親を探しにアメリカに向かう…。 この映画タイトルは「耳に残るは君の歌声」。だが僕の頭に残ったのはなんか漠然とした「悲しさ」だけだった。泣けるような悲しさとかではなくなんか漠然とした悲しさ。おそらく戦争の時代が描かれているということと、出てくるのがオペラばかりということからだろう。映像や音楽はきれいではあった。とくに残っているのはジプシーたちが歌って踊っているシーンや虐殺されているシーン。とくに後者はバックに流れているのがオペラで、悲しさを助長していた。なんかまわりくどい説明とかは一切なく全て映像でみせている感があった。きれいに見える一方でよく分からないシーンがあったのも事実。 もっと父親を探しに行くことがメインな映画だと思ってたけど、そうでもなかった。それよりC.リッチとJ.デップの愛やC.リッチがジプシー側につき対立するとこがメインでちょっとなんだかなぁ(阿藤快)、という感じ。この時代にこんなつらい生き方をした女の子がいたということが言いたかったのならもっとユダヤ人のつらい生き方を描いてもよかったのではないか、と言ってみるわ。 そういえばJ.デップとC.リッチって「スリーピー・ホロウ」で共演してる気がする。あれ何回借りても見ずに返してしまう。今度見よう。その前にJ.デップの新作「シークレット・ウィンドウ」は見逃せないが。でもやはりJ.デップの出てる映画は「ギルバート・グレイプ」がなかなかよかったなぁ、と思う。 暗い映画を見ると次に明るい映画が見たくなるように、昔を描いた映画を見ると現代を描いた映画が見たくなる。高層ビルとかが立ち並ぶ映画が恋しくなる。 出演:ヒュー・グラント、ジェームズ・カーン、ジーン・トリプルホーン 他 原題:「MICKEY BLUE EYES」 オークションハウスに勤めるまじめな青年マイケル(H.グラント)は、恋人ジーナ(J.トリプルホーン)にプロポーズする。しかし、彼女は涙ながらに結婚を断る。理由は彼女の父(J.カーン)はマフィアの一員。それでも、必死に説得する彼の熱意にジーナはやっと結婚を承諾する。しかし、案の定二人の前に組織がらみの災難が次々と襲いかかり…。といった展開。 夜やってる映画を見るのが最近の少し楽しみになりつつある。また見てしまったわけだ。わざわざ借りてまでして見ない映画が見れるからいいね。ってかこのブログのタイトルだけ見ると俺が恋するための3つのルールを語るようだがそんなわけはない。 まぁあれだ。飽きないことは確か。見てて。クライマックスらしきとこもどきどきしちゃう(スガシカオ)し、結末も安定型。次々と起こる災難もありゃーこりゃ大変って感じ。そこまで笑えないが、そこそこ笑えるとこもある。借りてまでして見ない一本。 H.グラントはこんな感じの映画にしか出ないようだ。そうゆうイメージがついちゃってるんだね。でも恋するための3つのルールってなんだ。なんでこんな邦題がついたんだろう。よくわかんねーからいーや。 さぁそろそろなんか考えさせる映画を見たくなってきた。なんか暗いやつ。まぁそれを見るとまたなんも考える必要のないアホな映画が見たくなるんだろうけど。
出演:ティム・ロビンス、ジェニファー・ジェイソン・リー、ポール・ニューマン、スティーブ・ブシェミ 他 原題:「THE HUDSUCKER PROXY」 会社買収を狙う会社の重役たちの陰謀によって新社長になった新入社員(T.ロビンス)。株価が急落する中、新社長のアイデア商品が思いがけないヒットとなる…まぁそれフラフープなんだけどね。 わけわからんおもしろさがあった。あんまりコーエン兄弟の映画見たことないんだが(「オー・ブラザー」ぐらい)これがコーエンさんの魅力なんだろうか。ビルの44階から落ちちゃったけど天使みたいなのが現われて時が止まったりするコメディ。 なんか神様みたいなのと悪魔みたいなのが戦ってたのがよかった。ってか途中で寝ててあんまおぼえてないや。あほみたいな映画でした。でもテンポのよさのせいか?なんかよかったと思えてしまった。 この映画は完全に娯楽の一本。なんも考えずに見れる。それも映画の魅力。
監督:ロバート・ベントン出演:サリー・フィールド、リンゼイ・クローズ、エド・ハリス、ダニー・グローヴァー、ジョン・マルコビッチ 他 原題:「PLACES IN THE HEART」 時は35年のテキサス。酔っ払いの黒人によって誤って撃ち殺された保安官の妻、エドナ(S.フィールド)。それまで家計は夫に任せ切りで家に借金がある事すら知らなかった彼女は、銀行から期限までにお金を返さなければ家を売るように言われ、二人の子供を抱えて途方にくれてしまう。そんなある日、物乞いに現れた黒人(D.グローヴァー)に家の前の畑で綿花を育てればいい金になる事を教えられ、彼を雇って畑仕事を開始する。途中、頑に心を閉ざす盲人の下宿人(J.マルコヴィッチ)の面倒を見ることになったり、竜巻の被害にあったりと苦難の道を辿るが持ち前の頑張りでなんとか乗り切り、収穫の日を迎えるのだったが…。 やはりR.ベントン監督の映画はいいものがある。見終わったあと、ああ、いい映画だったなぁと思ってしまう。人間を描くのがうまい。その場の状況やそのときの人間の心情を表すのがうまい。見終わったあと頭に残っているシーンがたくさんある。大きな綿畑で必死に綿を摘む人間の姿。つらいことをなんとか頑張って切り抜けようとするエドナの姿。カントリーな音楽。心を開いたJ.マルコビッチ。そして最後の教会のシーン。 そこまで泣ける映画ではない。でもこれは感動映画なんだろう。夫を失ったエドナが夫の借金を返すために黒人のモーズの綿を作って売ればいい、という意見を聞き入れ必死になって働く映画。 いろんな人間関係が出てくる。未亡人を慰める人たち。黒人を差別する社会。不倫関係。親と子供。家族と心を閉ざした盲目の人。世の中のあるいろんな人間関係。中にはめんどうなものもある。でもどんな人たちも人間であってそこには嫌悪や憎悪じゃなくて愛がなければならない、そういいたい気がした。それを最後の最後の教会のシーンで伝えていたと思う。でも現実はそうはいかない。そのもどかしさもD.グローヴァーの好演でよく分かる。 この映画でS.フィールドはアカデミー主演女優賞をとっている。そこまで圧倒的にうまいとは思わなかったけど、力強い演技だった。それよりJ.マルコビッチはいい味出してた。 そしてこの映画は1935年のテキサスが舞台。風車や馬車や牧場や保安官やカントリーやなんか見ていてほのぼのすると同時に「THE RAINMAKER」を思い出した。この映画も見ておけばよかった、と思ったりした。しかしダイニングチェアーのデザインがほぼいっしょだったな。ラジオは全く違った。 出演:リチャード・ファーンズワース、シシー・スペイセク、ハリー・ディーン・スタントン 他 原題:「THE STRAIGHT STORY」 73歳のガンコな老人アルヴィン・ストレイト(R.ファーンズワース)。ある日、彼のもとに、76歳の兄(H.D.スタントン)が心臓発作で倒れたという知らせが入る。10年来仲違いをしていた兄に会うため、アルヴィンはたったひとりでトラクターに乗って旅に出ることを決意する。 なぜこれを見ようと思ったかは覚えていない。なんとなく借りて見た。 なんともおもしろくもない映画だった。出てくる人じいさんばっかだから、きっと老人向けの映画なんだよ、これは。星空や畑や自然、のんびりした映像にアコギ中心ののんびりした音楽。しかものんびりした話。あー眠かった なんか実話を基にした話らしい。実際には話題にでもなったんかな、よー知らんけど。なんか大事なこと言ってっけなぁ。家族とか兄弟の大切さを言ってた気がする。うん、それだけだ。
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