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監督:アレクサンダー・ペイン
出演:ポール・ジアマッティ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、ヴァージニア・マドセン、サンドラ・オー 他
原題:「SIDEWAYS」

小説家になる夢を捨てきれず英語の先生として生きる離婚経験のあるさえないワインマニアのマイルス(P.ジアマッティ)は結婚を間近に控えた友人のジャック(T.H.チャーチ)とともに旅行に出かける。ワインの産地に行き、ワインやゴルフを楽しむと同時に独身最後の時を楽しもうと(つまりはナンパ)男二人は旅に出かけた。そこで起こる様々なトラブルやちょっとしたラブな話をコメディチックに映し出したほのぼの系でありどたばた系のロードムービー。

海外では評価が非常に高く、アカデミー賞では脚本賞を受賞したこの映画を見た。六本木ヒルズまで行きました。

このP.
ジアマッティがおもれー。さえない中年男の典型というようなハゲでヒゲでまぬけな顔。そのさえなさっぷりは姿だけでなくちょっとした言葉使いや動きにも表れていて最初から映画館内からくすくす笑い声が聞こえる。

そして旅の友、ジャック。マイルスとジャックの性格があまりに正反対なもんでおもしろい。旅の目的がワインと女という時点でかみあわずでも二人は仲がよく二人の掛け合いがおもしろかった。

前半はまぁそんな感じでほのぼの、ちょっとトラブルコメディみたいな感じだったけど後半、とくに最後の方はひどい。ひどいおもしろいということです。くだらなくて笑ってしまう。チンコ出てきたし。

映画館に観に来ていた人たちも年齢層がやや高めであったが、この映画は中年のおっさん向け映画であろう。さえない性格の男が中年ならではの悩みを持ち、最後には前向きになって終わる。ほのぼのやどたばたの中に中年男の夢を諦められない切なさや素直になる大事さを取り込んだなかなかの映画。タイトルの「横道にそれる」という意味がP.ジアマッティたちの好演でよく分かるよい映画でした。

ファーストフード店でハンバーガー食いながら思い出のワインを紙コップで飲むシーン(またもネタバレだが…)はやけに心に残る切ないシーンだった。

眠くなりそうな映画だが眠くならない映画でした、はい。なんか誰でも書けるような一般的感想を書いてしまったわけですがそんな感想しか書けないのは自分に人生経験が足りないからだな。

監督:ブライアン・シンガー
出演:カブリエル・バーン、スティーヴン・ボールドウィン、チャズ・パルミンテリ、ケヴィン・スペイシー、ケヴィン・ポラック、ベニチオ・デル・トロ、ピート・ポスルスウェイト 他
原題:「THE USUAL SUSPECTS」

9100万ドルにも及ぶコカインをめぐって港で船舶の炎上事故が発生。27人が死んだ中生き残ったのは全身大火傷の男と身体障害者であるヴァーバル(K.スペイシー)だけ。ヴァーバルを尋問していた捜査官クイヤン(C.パルミンテリ)は6週間前銃器強奪事件の容疑者として集められた5人の男たちの身にふりかかった奇妙な話を聞く事になる。元汚職警官のキートン(G.バーン)、マクナマス(S.ボールドウィン)とフェンスター(B.デル・トロ)の強盗コンビ、爆破の専門家ホックニー(K.ポラック)、そして詐欺師のヴァーバルら5人は、釈放後、協力して宝石強奪を決行する。その後伝説のギャング“カイザー・ソゼ”の右腕と名乗る弁護士コバヤシ(P.ポスルスウェイト)が現れたというのだ…。

なんかあらすじを書くのが馬鹿馬鹿しい。あらすじを書くことに何の意味もない気がする。この映画でアカデミー賞脚本賞獲得のC.マッカリーが脚本、助演男優賞獲得の「アメリカン・ビューティー」「シッピング・ニュース」で有名なK.スペイシーが出演している。

この映画は事件後クイヤンがヴァーバルを尋問して、過去を振り返るようにストーリーが進行する。見ている側はその与えられた映像を信じるしかないわけだし、それを疑うより頭の中は常に「カイザー・ソゼって誰なんだ!」という疑問でいっぱいになる。

僕もそうだった。しかしこの映画は与えられた全ての映像を疑わなければならなかったっぽい。ただ見ているだけでは、作り手の巧みな手法に見事に騙される。僕は見事に騙された。さすがにネタバレはしないでおくけど、騙されてもくやしくない感じが残った。それよりなるほど、という類のものが残った。なんか書けば書くほどネタバレがしたくてしょうがなくなるんだけど。

見終わった後、もう一回始めから見直してみた。するといたるところにヒントが…!こんなにもうまいこと映画を作った監督と見事な脚本に拍手を送りたい。そして見事に演じきった役者たちがまたすげー。とくにK.スペイシー。足引きずった身体障害者ですから…!

こういう驚きがあるサスペンスはおもしろい。「アザーズ」を見たときの驚きに似てるかな。「シックスセンス」みたいな驚き。それにくらべてなんだ「コラテラル」は。全くおもしろくねーよ、あれ。

そういえばB.デル・トロは全く目立つとこなくって感じだったな。そんなことはどうでもいいや、とにかく



見たほうがいい!!この映画は!!!

監督:マイケル・マン
出演:トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス、ジェイダ・ピンケット=スミス、マーク・ラファロ 他
原題:「COLLATERAL」

ロサンゼルス。タクシードライバーのマックス(J.フォックス)はいつものように夜仕事をしていた。検事の女性アニー(J.P=スミス)に名刺をもらい上機嫌の中、乗せた客は殺し屋のヴィンセント(T.クルーズ)。今晩中に5人を殺す仕事がありその移動に付き合うことになってしまう。まさにコラテラル。

ヒラリー・スワンクは分かった。次はJ.フォックスとは如何なる奴かという心意気でこの有名作を借りた。レンタル開始ですぐ借りた。

なかなか楽しめる映画でした。なんともつまらないのだろう、と思っていたし、J.フォックスがどんなやつか見れればいいや、と思っていたんだが少なからず楽しめた。T.クルーズが白髪の殺し屋に扮し、冷酷な役をやっていたがそれをそこまですごいと思うことはなかった。むしろもっと冷酷になれよ、と思ってしまうくらいで、あまり殺し屋役とか向いてないんじゃないかとすら思うぐらい。

それに対してJ.フォックスはかなりよかった気がする。脅されておどおどしている感じとか、母親思いのところとか、男らしいところとか見ていて不自然なところが無くてよかった。この映画、もちろんストーリーはたいしたことないんだがなかなか緊張感あってよかった、と思えたのはひとえにJ.フォックスのおかげだろう。

あとはロサンゼルスのきれいな夜の街並みをタクシーが走り抜けてゆくきれいな映像が印象的だったぐらい。悪くない映画でした。

監督:ミロス・フォアマン
出演:ジム・キャリー、ダニー・デヴィート、コートニー・ラブ、ポール・ジアマッティ、ヴィンセント・スキャヴェリ 他
原題:「MAN ON THE MOON」

とにかく奇抜なことをして観客や視聴者を笑わせたり、泣かせたり、ドッチラケにさせたり、本気で怒らせたりする実在した伝説のコメディアンのアンディ・カフマン(J.キャリー)の一生を描いた映画。

「エターナル・サンシャイン」が観たくてしょうがないわけなんですが、その観たさゆえにジム・キャリーが出演しているこの映画を借りてきた。タイトルは聞いたことがあってジャケットを見たらおもしろそうだったから借りてみた

ら、かなりおもしろかった。

この映画がおもしろかったというか、アンディ・カフマンという人の一生がおもしろくて惹かれた。まぁ彼の一生をおもしろいと思えたのは映画自体がよかったということなんだろうけども。

人間にはなぜか「感情」がある。よくいるコメディアンっていうのはその感情のうち、「おもしろい」という感情だけを操り、笑いを取ろうとするのだけど、アンディ・カフマンは違うわけだ。全ての感情を操ろうとする。笑いや、怒りや、哀しみや、寂しさやもう全て。そのために他の誰もがやらないようなことを考え出し、ときにはそれで人をだまして感情を操る。これぞ本当のコメディアンって感じの天才。

この天才をJ.キャリーがうまいこと演じていておもしろい。ケビン・スペイシーやエドワード・ノートンもこの役をやりたかったらしい。トニー・クリフトン(J.キャリー)ってやつもすげーおもしろかった。音楽もR.E.Mがやってるらしくかっこよかった。

この映画を見てよかったです。アンディ・カフマンは最後に映像で言うわけです。「温かい人生に感謝を」的なことを。生きてる限りいろんな感情を持つわけだが喜怒哀楽いろいろ感じることが生きてるってことで、それを感じることで生きてること自体すばらしくて、生きてることに感謝しよう、ということかな。すげーなんかよかった、この映画。

しかし、アンディ・カフマンはあまりに人をだますもんで行動が演技か本物か家族にすら分からなくなってしまったらしい。病気になっても演技と思われ、死んでもそれはギャグでどこかで生きてると思われていたらしい。それもまたすげー話だ。

これ見てはやく「エターナル・サンシャイン」が見たくなった。
監督:クリストファー・ノーラン
出演:アル・パチーノ、ロビン・ウィリアムス、ヒラリー・スワンク 他
原題:「INSOMNIA」

アラスカ・ナイトミュート。24時間太陽が沈まないこの町で17歳の少女の変死体が発見される。ロス警察のウィル・ドーマー(A.パチーノ)たちが応援に駆けつけ、犯人を海辺の小屋におびき出す。しかし深い霧に犯人を見失ったウィルは誤って相棒を射殺してしまう。自分が射殺した事実を地元警察に告白しそびれたウィルは白夜も手伝って不眠症に陥る。そしてウィルのもとに少女殺しの犯人ウォルター・フィンチ(R.ウィリアムス)から電話がかかってくる。彼はその現場を見ていたのだ。

たいした驚きもないし、たいした役者のうまさも感じない映画でした。サスペンスものは驚きの展開がないと普通に終わってしまうね。

注目していたのはC.ノーランとH.スワンク。監督には「メメント」の印象があったわけだが今回はほんとに「メメント」作ったんかい、って感じ。H.スワンクもそこそこ。見たことないが最初に主演女優賞を取ってる「ボーイズ・ドント・クライ」ってのはどんなもんなのか気になる。もちろん「ミリオンダラー・ベイビー」も気になる。しかしH.スワンクってのは「ビバリーヒルズ青春白書」に出ていたのだね。

そしてどーもR.ウィリアムスがミスキャストの印象。180度違う役になるのは「意外性」があるという点で非常にいい、というのは何度も書いている自分の意見だがこれはちょっといけてない。R.ウィリアムスは悪役になりきれてない気がした。それは「グッド・ウィル・ハンティング」みたいな「いいおっさん役」というイメージがどうしても抜けない自分のせいかもしれないけど。

つーかインソムニア(不眠症)ってこえーな。寝るの好きな自分にとっては寝れなくなるのはつらすぎる。幻覚とか見えるっぽいし。まぁ僕は寝てるとき幻覚を見る人なんですが…。

関係ないが「インソムニア」と聞いてGREEN DAYのセカンドを思い出した。あんまりよくないアルバムだった。
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Trailer
「STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D」(2012)

公開:2012/03/16
監督:ジョージ・ルーカス
出演:リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ジェイク・ロイド 他
原題:「STAR WARS: EPISODE I - THE PHANTOM MENACE 3D」
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Academy Awards
第84回アカデミー賞 2012
作品賞:「アーティスト」
(原題「THE ARTIST」)

監督賞:ミシェル・アザナヴィシウス
(「アーティスト」)

主演男優賞:ジャン・デュジャルダン
(「アーティスト」)

主演女優賞:メリル・ストリープ
(「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」)

助演男優賞:クリストファー・プラマー
(「人生はビギナーズ」)

助演女優賞:オクタヴィア・スペンサー
(「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」)

脚本賞:「ミッドナイト・イン・パリス」
(ウッディ・アレン)

脚色賞:「ファミリー・ツリー」
Ranking
TMDiary Ranking 2012
(2012/02/29現在)
■映画館部門
1位「メランコリア」
2位「ALWAYS 三丁目の夕日'64」
3位「ヒューゴの不思議な発明」

■DVD部門
1位「ブラック・スワン」
2位「スクラップヘブン」
3位「ディア・ドクター」
4位「マイ・バック・ページ」
Library
TMDiary Library

2005/03
「エターナル・サンシャイン」(2004)


監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、マーク・ラファロ、キルスティン・ダンスト、トム・ウィルキンソン、イライジャ・ウッド 他
原題:「ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND」

さよならの代わりに記憶を消した――ケンカ別れしてしまったジョエル(J.キャリー)とクレメンタイン(K.ウィンスレット)。ラクーナ社からの手紙でジョエルはクレメンタインが自分との恋愛の記憶を消してしまったことを知る。彼女が働く本屋に行っても、自分のことを覚えていないうえに別の男といちゃいちゃ(!?)する彼女の姿を見てショックを受けたジョエルは自分も彼女との記憶を消すことを決意し、ラクーナ社を訪れる。脳を分析し彼女との記憶だけを一晩で削除するという過程の中で、ジョエルは彼女との楽しかった日々を思い出してゆく。

→この映画のTMDiaryへ。