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監督:樋口真嗣出演:役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎、香椎由宇、石黒賢、佐藤隆太、ピエール瀧、橋爪功、KREVA、小野武彦、國村隼、鶴見辰吾、伊武雅刀、上川隆也、堤真一 他 1945年8月。米国軍は広島に原爆を投下し、窮地に立たされた日本軍はドイツから極秘裏に接収した潜水艦「伊507」に最後の望みを託す。特殊兵器「ローレライ」を搭載する伊507に課せられた任務は、広島に続く本土への原爆投下を阻止するため、南太平洋上に浮かぶ原爆搭載機の発進基地を単独で奇襲すること。この無謀な作戦を遂行するため海軍軍司令部作戦課長の浅倉大佐(堤)によって絹見艦長(役所)をはじめとした乗組員たちが収集された。しかし特殊兵器「ローレライ」には秘密が隠されていた…。 ひさしぶりの邦画。邦画を見なきゃいけないんだ俺は。 …つまんなかった。 普通のストーリーではない。「普通ではない部分」が出てくる。それがこの映画をよいと思わせるかと言えば俺にはそうではなかった。 ではその「普通ではない部分」が無かったらよい映画と思ったのか。それもないだろう。それがなかったらなかったで「普通だったな」という感想で終わっていたんだろう。 「あと一歩なんかあればなぁ」という感想。きっと原作を読むだけならおもしろいのかもしれないね。それを映画にしてしまうとこうなってしまうのかな。 艦長が折笠(妻夫木)とパウラ(香椎)をのせたローレライを伊507と切断するシーン。「何にも頼らず、自分らの力で独立する、自立する」という意思の象徴か。その心があったから今の日本は戦後立ち上がり、立ち直ったんだ、ということを示していたのだろうか。 人が死ぬシーンが出てくると「死」について考えてしまう。そんな癖がある。「死ぬ」ってどういうことなんだろう。 それはいいとして。邦画にはもっと努力をしてほしい。工夫する努力を。今回「この役はこの役者が似合うだろう」というキャスティング。出演者を見て、この映画を見ていない人は「きっとこの人がこんな役なんだろう」と容易に想像できるんじゃないか。たしかに艦長は役所広司がはまっているし、ギバちゃんや石黒賢もはまり役。しかしそれは想像の範囲を越えず予想通り。それじゃあ日本が誇る豪華役者を並べた日本流「オーシャンズ11」かよ、というツッコミも入る。 「こいつがこんな役をやるの?」っていう意外性をもっと作り出してほしい。邦画をそんなに知らないから何ともいえないが洋画ならその意外性がたくさんあると思う。その役のためにダイエットしたり太ったり「へー今回こいつこんな役なのか」という驚きがある。映画だけに専念するわけにはいかない日本の役者事情が問題だ。 そういう意味で、今回ピエール瀧を投入した点はなかなかよかった。いい役だったし。そういうのが必要だと思う。映画だけじゃなくテレビドラマでも。木村拓哉がレーサーの役やってもねぇ。そのレーサーがきむにいやんだったり木村拓哉が精神障害者役!とかだったらいいけど。 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ出演:ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、ナオミ・ワッツ 他 原題:「21GRAMS」 余命一ヶ月と宣告され、心臓移植を待ちわびるのポール(S.ペン)。前科者だが信仰に篤く、貧しくも妻と2人の娘を養っているジャック(B.デル・トロ)。かつてドラッグに溺れていたが今ではその依存も絶ち、優しい夫と2人の娘と共に幸せに暮らしていたクリスティーナ(N.ワッツ)。ジャックがクリスティーナの夫と子供を車ではねてしまい、脳死と判断されたその夫の心臓がポールに移植されることになったことをきっかけに出会うはずのない3人が出会うこととなり思わぬ結末へと話は向かってゆく…。 S.ペンはこわそうで弱そうな顔をしているから病的な役がすごく似合う。N.ワッツは悲鳴をあげる役がよく似合う。「ザ・リング」みたいに。B.デル・トロは今回汚い格好の役だったがそれもまた似合っててよかった。 そんな役者のおかげかこの映画かなりよかった。と思った。 ただこの映画、時間が先に行ったり後に戻ったりする。ちゃんと見ていないと混乱してしまう。「メメント」まではいかないけど。そんな演出のせいでいい映画と思えるのかな、とも思う。普通にこの話が進行したら普通の話にしかならずつまんないのかもしれん。 最後、3人が出会うシーン。ポールは銃を撃ちます。誰に向かってと言うとまたネタバレになるので言いませんがそのシーンがかなりよかった。なるほど、それを撃つんだ、みたいな。それが元凶だからね。そんな意味は含まれてないかな。 S.ペンシリーズはこれで終わるかな。もう一回「ミスティック・リバー」を見てみようかとも思っている。次はB.デル・トロシリーズに行くことでしょう。 しかし、映画を見る暇ぐらいほしい。No Movie No Lifeなもんでね。では。 監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン出演:ジョージ・クルーニー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ 他 原題:「INTOLERABLE CRUELTY」 離婚問題を扱う敏腕弁護士のマイルズ(J.クルーニー)と離婚裁判によって金を得るために結婚を繰り返すことが趣味のマリリン(C.Z=ジョーンズ)との戦いを描いたコメディ。 しかし独特のテンポのよさは一級品で主演二人のテンポのよいセリフ回しはさすが。いつもどおりどこかふざけた感があるコーエン兄弟の映画っぽい映画で見ていて飽きなかった。 ただのコメディではなく、ロマンス的要素も含む映画。最後マリリンは金のための偽りの愛ではなく本物の愛に気づくとこはうまくまとめた感あり。しかしあれも金のためなのか…??と思わせながら終わる。 時間も100分と楽に見れる。
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監督:樋口真嗣
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン