監督:サム・ライミ 出演:ブルース・キャンベル、エレン・サントワイズ、ベッツィー・ベイカー、ハル・デルリック、サラ・ヨーク 他 原題:「THE EVIL DEAD」 休暇を郊外で過ごそうと別荘を訪れた数人の男女(B.キャンベルら)が、そこで見つけた“死者の書”という奇妙な本とテープレコーダーに録音されていた呪文を紐解いたために邪悪な死霊が復活。次々と若者たちが血祭に上げられていく。スプラッターホラーを定着させた作品。 83年に発表されたときは映画会を驚愕させたというスプラッター映画の原点のこの映画。それが今見ても気味が悪かったし、ドキドキした。ストレートにこわい、という感想だったがそれは今のホラーがいろいろな手を使って驚かそうとしているからだろう。こんなにストレートにぐろい映画を見たのははじめてかもしれない。 ホラーはやはり苦手だ。伝えたいものがあまり分からない。しかしそれも映画。おもしろかった。 出演:ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン、ジャイモン・フンスー、スティーヴ・ブシェミ、ショーン・ビーン、マイケル・クラーク・ダンカン 他 原題:「THE ISLAND」 近未来。大気汚染から守られ、管理の行き届いた安全で快適なコミュニティで暮らすリンカーン(E.マクレガー)。彼やその他の住人にとっての夢は、地上最後の楽園といわれる“アイランド”へ行くこと。そしてその抽選会が毎日のように行なわれていた。だがある日、リンカーンは換気口から入ってきた一匹の蛾を見て、ある疑念を抱く。やがて彼が独自に調査を進めるうち、自分たちは保険契約を結んだクライアントへ臓器を提供するために生かされているクローンで、“アイランド行き”の名の下に臓器を摘出される、という事実を知ってしまう…。 「パール・ハーバー」「アルマゲドン」のM.ベイ監督ということであんまり期待していなかったのだが、これはおもしろかった。近未来を描いているとうことで出てくる建物や機械がすべて近未来でそこらへんがまず飽きずにおもしろかった。 それからストーリーもおもしろかった。逃げ回るところもわくわくして見れたし、E.マクレガー対E.マクレガーのような構図もおもしろかった。あとはじめてキスやセックスを味わうシーンとかも。 最終的にはクローンは自由になるのだが、その白い服を着た人たちがぶわ〜って出てくるところは印象に残っている。そこでニヤッと笑うあの黒人(D.フンスー)もいい。クローンの善し悪しを伝えていたいい映画だったと思う。 出演:ヒラリー・スワンク、クロエ・セヴィニー、ピーター・サースガード 他 原題:「BOYS DON'T CRY」 1993年、ネブラスカ州リンカーン。20歳になるブランドン(H.スワンク)は少年の格好をし、町に出かける用意をしていた。従兄でゲイのロニーは“フォールズ・シティの連中はオカマを殺す”と警告するが…。ブランドンはフォールズ・シティへと向い、地元のバーでラナ(C.セヴェニー)と出会い恋に落ちる。しかし、ある事件がもとでブランドンの“秘密”が明るみになったとき悲劇が始まった…。 この映画はおもしろかったです。この映画で1回目の主演女優賞(男役なのに)を取ったH.スワンクがうますぎたからだ。性同一性障害で男役を演じるのだが、それが見事。姿は笑い顔以外は男に見えたし、障害の苦悩を演じるのがかなりうまかったように思った。 この映画は非常にシリアスな展開。しかし、飽きることなく最初から最後まで楽しめた。クライマックスでは画面に釘付けになってしまったぐらいだ。それぐらい痛烈なシーンがたくさん描かれていた。しかしぶさいくで有名なC.セヴェニーは以外に綺麗だった。 なぜあんな結末になってしまったのか。「あそこでああしなければああならなかったんじゃないか」っていうシーンが結構あるが、「いや、しょうがないのか」とも思う。おお、何言ってるかわからんな。結局、性欲や嫉妬っていうのはこわいもんだ。 「ミリオンダラー・ベイビー」を見たくなった。 出演:ポール・ジアマッティ、ハービー・ピーカー、ホープ・デイヴィス、ジェームズ・アーバニアク 他 原題:「AMERICAN SPLENDOR」 オハイオ州クリーブランドの病院で書類整理係として働くハービー・ピーカー(P.ジアマッティ)。その外見もさることながら不器用この上ない彼の毎日は退屈で冴えない日々。そんな彼がある日、自分の日常をコミックにしようと思い立つ。さっそく友人のロバート・クラム(J.アーバニアク)に作画を頼み、コミック“アメリカン・スプレンダー”を創刊する。するとこれが予想以上の評判を呼び、やがてハービーはこの作品の熱心な読者ジョイス・ブラブナー(H.デイヴィス)と出会う。共通点の多い2人はすぐに意気投合、積極的なジョイスのリードで即結婚、ようやく人生が好転していくハービーだったが…。 ただP.ジアマッティという好きな俳優が出ているというだけで借りた。「マン・オン・ザ・ムーン」「サイドウェイ」「シンデレラマン」などで記憶に残る演技をしているこのデブはさえない中年役をやらせたら右に出る者はいない。今回もそういう役だった。 この映画はちょっと変わっている。実在の人物ハービー・ピーカーの半生を描いたもので、本人もところどころで出てくる。またアニメ画像がいきなり飛び出してきたりする。そういうおもしろ映画なのだが、たいしておもしろくなかったというのが感想だ。なんか中途半端というかね。 しかしこのハービー・ピーカーという人はなんか自分に似ているところがある気がした。性格とかが。心配性だったりするところとか。 出演:ウディ・アレン、ダイアン・キートン、トニー・ロバーツ 他 原題:「ANNIE HALL」 うだつの上がらないスタンダップ・コメディアン、アルビー(W.アレン)は、知り合った美女アニー(D.キートン)と意気投合して同棲生活を始めるが、うまくいくのは最初だけ。次第に相手のイヤなところが気になり出した二人の間には見えない溝ができ上がっていた。そしてアニーの前に現れた人気歌手のカリフォルニアへの誘いが二人の仲にピリオドを打つ決定的なものとなった…。 タイトル・ロールを演じるD.キートンが主演女優賞に輝いた他、アカデミーでは作品・監督・脚本賞を受賞しているためかCUTでこれを見ていない人は人生の半分は損している、みたいなコピーがついててW.アレンがなかなか好きな自分は見ないわけにはいかなかった一本。 過去の出来事に入り込んで思い出していることを表す映像など、奇抜なことをやっていたことに少し驚いた。W.アレンはこんなことをあんまりやっていない印象があったからだ。でもそういう奇抜なことがあってもやっぱりW.アレン。しっかりまとめてあるストーリーなどはらしいところだった。 しかし、これでアカデミー賞をいろいろ取っている、というのはこれまた少し驚きだった。最後の方は眠くてしょうがなかったぞ。 PR
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