監督:ミミ・レダー 出演:ロバート・デュヴァル、ティア・レオーニ、イライジャ・ウッド、モーガン・フリーマン、ヴァネッサ・レッドグレーヴ 他 原題:「DEEP IMPACT」 ホワイトハウスの女性スキャンダルを追っていたテレビ局のジェニー(T.レオーニ)は、「エリー」という名に行き当たる。だがそれは女性の名ではなく、「Extinction Level Event(種の絶滅を引き起こす事象)」の略だった。大統領(M.フリーマン)は、1年後に未知の彗星が地球に衝突する可能性があることを公表。これを阻止すべく彗星を核爆発させて軌道修正するプロジェクトが実行されたが、結果は失敗。衝突が刻一刻と迫る中、ついに大統領は地下に選ばれた100万人だけを移住させる計画を発表するのだった。 あーこういう映画はやだやだ。地球は滅亡して人類が滅びるような映画はやだよ。もっとアホみたいな映画がいいよ、やっぱ。宇宙人とか出てくるような映画がいいよ、やっぱ。ってゆうかこういう系の映画は死ぬほどあってもう見飽きたよね、全く何度地球の危機に立ち会ってんだ、M.フリーマンは。けっ。あーもっといやなのはこういう映画でボロボロ泣いてしまった俺だぁぁ。 後半は結構泣いてしまったね。家族の別れとかそういうのはやっぱ泣いちゃうね、俺は。久しぶりにこんなに泣いたよ。もう飽き飽きしてるはずなのに泣いてしまう。やっぱそれは俺がこういう単純映画が好きってことに由来してるんだろうな。うん好きだな、やっぱこういうの。こういう映画はいろんな細かいことは気にせずのめりこんで見ればいいんだよ。やれ「アルマゲドン」と比べたらどうのとか、やれ政府がひどいとか、やれバイクで逃げても助からないとか、やめれそういう意見は。ケツの穴小せーな。単純に見ればいいんだよ。凄かったじゃねーか津波の映像。それでいいんだよ。さすがスピルバーグが絡んでるだけあるよ。 いろんな人間模様がありすぎてまとまりがない、という意見がこの映画にはあるのだがそういうふうには俺は思わなかった。たしかに「アポロ13」みたく宇宙船のことだけに焦点を当てるとかできなくもない気がするがこれはこれでよいと思った。いろんな人間に焦点を当てることでいろんなヒューマンドラマを見ることができたし、それぞれにおいて俺には感動があった。R.デュヴァルがロケットの中で「白鯨」を読んで聞かせるシーンやT.レオーニが父親と抱き合いながら迎える圧倒的な最期、幼いながらも頑張っていたE.ウッド。様々な人間模様が映し出されていたからこそ様々な感情移入をすることができてそれぞれよかったと思う。 最後の大統領の演説みたいなものがお約束みたいでいやだったけどそんなにしつこいものでもないし、M.フリーマンが大統領という設定がおもしろかった。つーか彗星の小さいほうが落ちてきてしまうって設定がうまくできていてよかった。最初の核爆発が失敗して2つに分かれてしまうなんてね。 よい映画だったと思う。ただ当分地球の危機的な映画はいいや。 監督:ベン・スティラー 出演:ジム・キャリー、マシュー・ブロデリック、レスリー・マン、ジャック・ブラック 他 原題:「THE CABLE GUY」 不動産会社に勤める典型的なヤッピー、スティーブン(M.ブロデリック)は、新しくアパート暮らしを始めるにあたってごく軽い気持ちでケーブルTVの申込みをした。待つ事4時間。けたたましいノックの音と共にやってきたケーブルガイ(J.キャリー)は、妙に馴れ馴れしい態度の変わり者。根がお人好しのスティーブンは、そのケーブルガイの好意を無下に出来ないと受け入れるが、それが彼の悲劇の始まりだった。 これはおもしれー映画だった。B.スティラーはなかなかいいエンターテイメント映画を作るもんだ。J.キャリーが出てるからおもしろいのは予想できたけど内容がおもしろいから最高だった。J.キャリー出演の映画はストーリーがおもしろくないと彼だけがういてしまうことになるから危険なんだけどこれはよかった。 話は最初はコメディなんだけどJ.キャリー演じるケーブルガイが段々とその狂った本性を表してきてサイコスリラーっぽくなってゆく。でも本気のスリラーってわけじゃないからいつでもおもしろくて笑ってしまう。ここらへんの展開の仕方がB.スティラー監督、J.キャリーのすごいとこじゃないか。 そしてただのノリだけの映画で終わっていないとこがこの映画をおもしろかったと思わせることに手助けしてくれている。ケーブルガイがあんなおかしな奴になってしまったことが子供の頃の友達がテレビしかなかった親の教育などに起因していることをしっかり訴えている点がそれだ。別にそういうテーマ的なものはなくてもいいと思うが(ノリだけの映画も大好きだ)あると見終わったとき“映画”を見た気がしてすっきりする。 この映画、もうJ.キャリーがめちゃくちゃやってていろんな映画をパロったりしているところとかおもしろい。でもJ.キャリーが好きな人は楽しいけど嫌いだとうざくてしょうがないだろうなと思う。それぐらいJ.キャリーは爆発していた。M.ブロデリックも「プロデューサーズ」でもそうだけど弱そうでいい。J.ブラックも出ていたからJ.キャリーとアホみたいなコメディ共演を期待したがJ.ブラックは普通の役で少しがっかりした。とにかくおもしろかったです。 監督:ブライアン・デ・パルマ 出演:マイケル・ケイン、ナンシー・アレン、アンジー・ディキンソン、キース・ゴードン 他 原題:「DRESSED TO KILL」 美術館で出会った男と行きずりの情事を楽しんだ人妻(A.ディキンソン)が殺される。事件を目撃した娼婦(N.アレン)と、被害者の息子(K.ゴードン)は犯人捜しに乗り出すが…。 またデ・パルマ映画なんだがこれはまぁなんとも言いようがないな。てんで怖くなくあんまりおもしろくない。でも細かい映像のおもしろさとかはあってそういうところが少し楽しめた。分割映像もやっぱりあったし。 美術館の追いかけっこや地下鉄の追いかけっこもおもしろいがタクシーでヤってしまうシーンがなんとも言えずいい映像である。 しかしこの映画終わり方が「キャリー」と全くいっしょじゃないか。なんだそりゃ。ネタ切れか。デ・パルマの映画の終わり方全部これだったらちょっとおもしろいかも。 M.ケインに関しては何もコメントがありません。 監督:ブライアン・デ・パルマ 出演:ジョシュ・ハートネット、アーロン・エッカート、スカーレット・ヨハンソン、ヒラリー・スワンク、ミア・カーシュナー 他 原題:「THE BLACK DAHLIA」 共にボクサーとしての経歴を持つロサンジェルス市警の名物コンビ、ミスターファイヤー&アイス、バッキー・ブライカート(J.ハートネット)とリー・ブランチャード(A.エッカート)。リーには美しい同棲相手ケイ・レイク(S.ヨハンソン)がいたが、いつしか彼らは3人で行動を共にするようになっていた。そしてブラック・ダリア事件(追記にて説明)が起こるのだがリーは、この事件に異常なほどの執着を見せ、ケイとの時間さえ惜しむほど捜査に夢中になっていく。 有名なブラックダリア事件の真相にブライアン・デ・パルマ監督がメスを入れるということで期待して見に行った映画。期待はずれではなかったけど期待以上でもなかった。 話が少しややこしかったのがその原因かと思う。一応少しだけナレーションとしてJ.ハートネットの声で説明が入っているのだがあまり映画を邪魔しない程度のものなのでちょっと分かりづらいところがあったりした。いろんな話が混ざり合っているのでもう少し分かりやすくできないものかと思った。それから“真実”なのか“嘘”なのか分かりづらいセリフとかがあってそれが少し混乱させた。まぁ大方分かったのでよいのだがもっと話をスリムにできた気がする。 おもしろかったのは頭に残ったものが“異常さ”であったことだ。リーがみせたブラックダリア事件への異常なまでの執着(これはケイの背中に刻まれた“BD”の文字にも関係があるのか)、マデリン(H.スワンク)の家族の異常さ、そしてバッキーがみせたブラックダリアそのものへの異常さ。あの漆黒の死体に言うならば魅せられてしまった者たちの異常さを感じたことができたのはおもしろかったところだ。もっとそういうのを押し出してもよかったぐらいだ。 J.ハートネットが「この3人の中で最も弱い存在なのは自分だ」みたいなセリフを言うところがある。この映画では主人公が弱い男であることが必要であるのだがそういう意味では弱そうな顔をしているJ.ハートネットはなかなかのはまり役であった。H.スワンクは絶妙ないい演技をすると思う。S.ヨハンソンはなんか普通の役で少し期待はずれだった。 まぁ映画館で見なくてもよかったかもしれない映画だ。1000円だったからいいけどね。 監督:ブライアン・デ・パルマ 出演:シシー・スペイセク、パイパー・ローリー、ウィリアム・カット、ジョン・トラヴォルタ 他 原題:「CARRIE」 友人からも嫌われ、母親からも疎まれている、さえない容姿の女子高生キャリー(S.スペイセク)。だが彼女には怒りを引き金として念動力を発揮する力があった。プロムの夜、悪質ないたずらとも知らずクィーンに選ばれたキャリーの頭上に、ブタの血が降り注ぐとき、惨劇が幕を開けた。 ホラーがあまり好きではない俺としては見るのになかなか勇気が必要な映画であったがいざ蓋を開けてみるとこの映画はただ驚かすだけの気味の悪いホラーとは一味違う、俺でも好きになれる類のホラーであった。ホラーというジャンルの全てを食わず嫌いでいてはいけないなと、いろんな種類のものがあるのだなと、思った。つまりこれおもしろかった。 圧倒的な衝撃を残す映画だ。ホラーというジャンルの中で、おお凄かったな、という楽しみ方ができた点で俺はこの映画を気に入った。まぁあまり怖くなかったから気に入ったのかもしれないけれども。とにかくクライマックスには圧倒された。謎の分割映像。謎の家破壊。謎の母親。謎のスローモーション。76年作ということを考えるとしょぼいなぁという感想では片付けられない凄さがあった。そして個人的にラストが好きだ。死んでしまった奴らより生きているほうがずっと苦しみ続ける分怖い。 とゆうかデ・パルマ監督の「ブラック・ダリア」が見たいのにこれを見てしまった。明日こそ見に行こうと思うのだが。 PR
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監督:ブライアン・デ・パルマ
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